エバーグリーンシステムって何?
- エバーグリーンシステムとは
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「エバーグリーンシステム」は、ネットビジネスで商品・製品を販売する場合に、「ウェビナー」(ウェブセミナー)を自動化して、継続的に売り上げを上げ続ける販売手法です。
「エバーグリーン」は、元々、海外で誕生した販売方法です。
ネット上では「エバーグリーン〇〇」などの販売方法が紹介されていますが、その内容は似たものや派生したものが多くあります。
海外のマーケッターのなかには、「エバーグリーン」を活用して成功を収めた人も多いのです。
ネットビジネスは、個人で展開している人が多く、ビジネスを自動化することが1つの課題となっています。
ビジネスに使う時間は、無限にあるのではないので、自動化できる部分はできるだけ自動化して、効率よく販売をしていきたいと考える人が多いのは当然ですね。
「エバーグリーンシステム」では、「ウェビナー」を自動的に開催することで、販売が24時間365日行われるようになります。
販売が自動化されると、販売者が、商品販売のための作業に費やす時間も減少するので、その他の重要 なことをするための時間に充てることができるようになるのです。
個人で展開するネットビジネスでは、雑多な作業も多く、作業時間の短縮が重要視されています。
「エバーグリーンシステム」は、一度システムを構築すれば、何回も繰り返して活用できるため、大幅な時間短縮となりますね。
- エバーグリーンシステムの仕組み
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「エバーグリーンウェビナー」の仕組み、簡単な流れを紹介します。
まず、見込み客は、メールアドレスの登録(オプトイン)を行います。
販売側から見込み客にステップメールが送信され、メールを読んで興味をもった顧客は「ウェビナー」の映像を見るようになっています。
「ウェビナー」では、見込み客に役立つ情報など提供しますので、見込み客は、少しづつ販売側を信頼するようになっていきます。
見込み客の信頼を得たこところで、最後に商品の販売・購入というスタイルになっています。
メールアドレスを登録をする日は、見込み客によってそれぞれ異なりますので、「ウェビナー」の開催日も異なってきます。
開催された「ウェビナー」では、顧客に有益な情報を提供して、終わりに商品の紹介と販売をします。
一般的に「ウェビナー」とは、紹介映像などをリアルタイムで配信する生放送が多いと消費者に思われています。
それゆえ、「ウェビナー」開催日の決められた時間に特定のURLで試聴すると思っている消費者が多いのです。
興味をもった見込み客は、「ウェビナー」の開催日時に特定のページで「ウェビナー」を試聴することになるのです。
多くの人は、「時間の制限」や「希少性」、「数量限定」などの要因により、購買意欲が高くなることが多いのです。
たとえば、『今、買わないと買えなくなってしまう』『限定数に達したら、販売が終了する』など、さまざまな理由により、見込み客は商品を購入したいと思うようになるのです。
「エバーグリーンシステム」では、この販売方法が継続して行われていきます。
- プロダクトローンチとは
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ご存じの方も多いと思いますが、ネットビジネスで大きな成果を上げることが出来る手法の1つとして、「プロダクトローンチ」がありますね。
ここでは、「プロダクトローンチ」を、ごく簡単に説明したいと思います。
「プロダクト」(英:product) とは、「製品」や「商品」、「生産物」、「成果」などという意味です。
「ローンチ」 (英:launch) とは、「打ち上げる」、「立ち上げる」という意味で、新しい商品やサービスを「売り出す」という意味も含まれます。
これらのことを踏まえて、「プロダクトローンチ」をわかりやすく表現すると、「爆発的な成果が上がるように製品を販売する方法」などとなるでしょう。
一般的な「プロダクトローンチ」では、いきなり商品を売り込むのではなく、ステップメールなどを活用して、見込み客に役立つ情報や面白い情報を提供し、見込み客の興味を引いて期待感をもたせ、信頼関係を構築した後に、商品を売り込みます。
「プロダクトローンチ」の手法を活用した場合、爆発的に売り上げが上がるという実績があります。
しかし、販売者と見込み客とのコミュニケーションが必要となりますので、販売者の時間的な余裕がなくなることが多く、販売期間中の負担が大きいのです。
また、「プロダクトローンチ」は、毎回別々のものとなるケースが多いので、販売期間中に発生するさまざまな問題に対して、個別に対応することも多くあります。
そして、毎回異なる「プロダクトローンチ」で販売を行えば、販売の結果を予測することも、少々難しくなるでしょう。
- エバーグリーンウェビナーとは
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「エバーグリーンウェビナー」について、「プロダクトローンチ」と比較しながら、かんたんに解説したいと思います。
「エバーグリーンウェビナー」は、ネットビジネスで商品・製品を販売する場合に、「ウェビナー」(ウェブセミナー)を自動化して、継続的に売り上げ を上げ続ける販売手法です。
「エバーグリーンウェビナー」では、商品を販売する場合に、見込み客がメールアドレスを登録した日から起算して、設定された日数が過ぎた時点で自動的にウェビナーが開催される仕組みになっています。
「ウェビナー」は、見込み客から見ると生放送のように思えますが、実際は、事前撮影した映像を流しています。
一般的な「プロダクトローンチ」では、いきなり商品を売 り込むのではなく、ステップメールなどを活用して、見込み客に役立つ情報や面白い情報を提供し、見込み客の興味を引いて期待感をもたせ、信頼関係を構築した後に、商品を売り込みます。
販売者は、「プロダクトローンチ」を実施している間に、見込み客とコミニュケーションをとる必要があるので、販売を自動化することが難しいのです。
「プロダクトローンチ」を実施している間は、さまざまな作業が多くあり、見込み客の要求を取り入れて頻繁に変更を繰り返すこともあるので、時間的な負担も販売者にのしかかってきます。
「エバーグリーンウェビナー」では、「ウェビナー」を自動化することで、「プロダクトローンチ」の欠点を解消しているのです。
- エバーグリーンウェビナーのメリット
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「エバーグリーンウェビナー」では、「ウェビナー」を自動化することにより、販売も自動化することが可能になるのです。
販売を自動化することで、販売者に時間的な余裕ができるのです。
販売者が、商品販売のための作業に時間を費やすことを削減することで、その他の重要なことをするための時間に充てることが可能になります。
販売の自動化により、新規の見込み客が「ウェビナー」に参加し、自動的に商品が紹介されるので、毎日売上があがるようになるのです。
24時間、365日にわたって、販売をすることが可能になります。
「エバーグリーンウェビナー」は、継続的に実施することにより、販売者がさまざまなデータをとることが可能になります。
データを取ることによって、過去に実施したプロモーションを比較検討することが可能となり、効果が現れない部分、効果が低い部分を発見して、改善することができます。
一貫した改善を行っていくことで、売上を増やすことが可能になるのです。
また、「エバーグリーンウェビナー」では、「メール」や「ウェビナー」を通して見込み客に役立つな情報を何回も提供することで、販売者と見込み客の信頼関係が高まります。
信頼関係ができることにより、「メール」の開封率・高独立も高くなるでしょう。
そして、良好な信頼関係を構築した後には、「ウェビナー」を視聴した見込み客の購入意欲は高くなり、売上も上がるようになるのです。
販売の自動化により、アフィリエイターの方々に、いつでも商品を紹介してもらえるようになりますね。
「ウェビナー」による販売を繰り返していくことにより、データを得ることができるので、売上予測が可能になり、事前にアフィリエイターの方への報酬額を提示することも可能になります。
- エバーグリーンウェビナーの実践方法
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「エバーグリーンウェビナー」を実際に行うためには、いくつかの手順があります。
まず、準備として、商品を販売するウェブページの作成、「ウェビナー」の撮影&編集、ステップメールの作成などが必要です。
次に、商品を購入してくれそうな見込み客を集めることが必要になります。
自分のウェブサイトやメルマガなどで集めた見込み客リストに告知メールを送信することが王道ですね。
他には、広告を利用してアクセスを集める、アフィリエイターの方々に紹介してもらう、ソーシャルメディアでクチコミで拡散するなどの方法があります。
その次には、「ウェビナー」を視聴してもらうために、見込み客に告知メールを複数回送信します。
これらのステップメールでは、毎回異なる内容のメールを送信し、見込み客に役立つ情報などを提供して信頼感を築きます。
ステップメールに記載する内容は、この「ウェビナー」に参加する価値があるという理由と、「ウェビナー」を開催するページのURLです。
告知メールでは、見込み客に「ウェビナーに出席することによって、利益が得られることを知ってもらうことが重要です。
そして、「ウェビナー」を開催し、有益な情報を提供していくことで見込み客に信頼感と期待感を高め、ウェビナーのおわりでは商品の販売を行います。
購入意欲が高まっている見込み客は、ここで商品を購入してくれることでしょう。
「エバーグリーンウェビナー」のおおまかな手順はこのようになっており、これらの他にもこまかな仕掛けをしこんでおきます。
「エバーグリーンウェビナー」の「ウェビナー」は、生放送ではなく事前に撮影した映像なので、くりかえし、この販売手順を実施し、販売を続けていくことができるのです。
- ジェフウォーカーとは
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アメリカのマーケッターのジェフ・ウォーカー(Jeff Walker)は、ビジネス界で話題を集めた「プロダクトローンチ」の開発者です。
アメリカでベストセラーとなったジェフ・ウォーカーのビジネス書「ザ・ローンチ (ザ・ローンチ 世界一効率的に億万長者になる方法)」は、日本でも販売されています。
「プロダクトローンチ」は、ネットビジネスで大きな成果を上げることが出来る手法の1つとして、ご存じの方も多いでしょう。
ジェフ・ウォーカーは、数年前までは、専業主夫であり、日中、奥様が働きに出ている間に家で子どもの世話をしていました。
ところが、家族を養っていた奥様が仕事をできなくなり、ジェフがお金を稼ぐことになりました。
しかし、ジェフの就職活動は、なかなか上手く進みませんでした。
さまざまな方法を考えたジェフは、インターネットで情報販売することにたどり着きました。
ジェフは、メールマガジンの発行をスタートし、無料のニュースレターの発行、有料のニュースレターの販売へと進みます。
ジェフは、それまで、店頭やインターネットで商品を販売したことはありませんでしたが、有料ニュースレターの効果的な販売方法を考案し、大成功をおさめるのです。
後に、この販売方法は、「プロダクトローンチ」と名付けられ、更に改良が重ねられていくのです。
「プロダクトローンチ」の手法は、これまで、多くのマーケッターが活用し、成果をあげている方法なのです。
- エバーグリーンを使っている海外マーケッター
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ネットビジネスの世界には、さまざまな方法で成功を収めたマーケッターがいます。
ここでは、実際に「エバーグリーン」の手法を活用している有名なマーケッターの一部を紹介します。
活躍しているマーケッターの中には、年商数億円から10億円以上稼いでいる強者もいます。
まずは、「マーケティングの天才」と呼ばれるジェイ・エイブラハム(Jay Abraham)を紹介しましょう。
ジェイ・エイブラハムは、アメリカのトップマーケティングコンサルタントであり、業績向上のアドバイザーとして世界中の経営者から人気を集めています。
教材「Masters of Passive Income」(マスターズ・オブ・パッシブインカム)は、エバーグリーンウェビナーの手法をつかって販売されているのです。
ジェイ・エイブラハムについては、彼の公式サイト、YouTubeチャンネル、Facebook、Twitterなどで更に詳しく知ることができます。
そして、もう1人、リッチ・シェフレン(Rich Schefren)を紹介しましょう。
リッチ・シェフレンは、「Guru's Guru」(グルズ・グル)と呼ばれています。
「Guru's Guru」の意味は、「活躍している多くのインターネットマーケティングのグルたち(先生たち)を育てたグル(大先生)」という意味のようです。
現在、有名な大物マーケッターのなかには、リッチ・シェフレンの教えを受けた人が多いのです。
リッチ・シェフレンは、エバーグリーンウェビナーの一種の「エバーグリーン・イベントドリブン・マーケティング(Evergreen Event-Driven Marketing EEDM)」を考案している。
- エバーグリーンウェビナーマーケティングの名前について
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まず、定番の単語からはじめますが、「マーケティング」(英: marketing)をごく簡単に言い表すと、生産者や販売者が商品やサービスに関連した情報を消費者(見込み客)に届け、消費者が商品やサービスを得られるようにするビジネス活動のことですね。
消費者のニーズを把握した上での販売促進努力により、需要の増加をめざす活動のことであり、「販売戦略」や「市場活動」と言えばわかりやすいでしょう。
次に「エバーグリーン」 (英: Evergreen)は、「常緑」、「不朽」、「色褪せない」を意味する名詞・形容詞です。
音楽で「エバーグリーンミュージック」という言葉がありますが、「時が経っても色褪せない名曲」という意味となります。
最後に、「ウェビナー」ですが、前にも紹介しましたが、「ウェブセミナー」の略であり、オンライン上で見ることができる「動画のセミナー」のことをさしています。
これらのことを踏まえて、「エバーグリーンウェビナーマーケティング」の名前の意味を考えますと、「長期間にわたって利用し続けても効果が落ちないウェビナーを活用した販売戦略」ということになるでしょう。
「エバーグリーンウェビナーマーケティング」は、日本で誕生した戦略ではなく、海外で考案された戦略です。
アメリカには、「エバーグリーン」という地名や「エバーグリーン航空」という航空会社がありますが、「エバーグリーン」という言葉は、日本では、あまり馴染みが無いかもしれませんね。
- エバーグリーンウェビナーマーケティングを行う上での注意点
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「エバーグリーンウェビナーマーケティング」をすすめていく場合の注意点をいくつか上げたいと思います。
売り上げを増やすための注意点はたくさんあるのですが、今回はいくつかのポイントをピックアップしていきたいと思います。
まず、準備段階では、商品を販売するウェブページ、「ウェビナー」、ステップメールなどを丁寧に見込み客の視点に立って制作することが大切です。
商品を紹介するウェブページには、推薦文を掲載すると信頼度が高まり効果的です。
また、購入ページへのリンクを隠しておくといいでしょう。
「ウェビナー」を最後まで視聴した人のほうが商品の購入率も高くなりますし、リンクを隠しておくことにより、売り込もうとしている販売側の思惑をすこしですが隠すことができます。
「ウェビナー」を最後まで視聴した人だけがリンクをクリックできるようにしておくことがポイントです。
次に、ステップメールの題名、キャンペーンの名前など、こまかな部分にも気を配りましょう。
よくあるネーミングではなく、見込み客の興味を引く名前にしたいものです。
ステップメールでは、複数回のメールにより、見込み客に特別な「ウェビナー」を開催することを伝えるのですが、有益な情報を提供することと、「ウェビナー」のなかで紹介される事柄の興味をかきたてるような内容のメールを送ります。
1つのメールがつまらないとその後のメールの開封率が下がりますので、題名などや内容にも気を配りましょう。
そして、「ウェビナー」を制作するにあたっては、「ウェビナー」の撮影時期が特定されないように注意してください。
「エバーグリーンウェビナーマーケティング」では、事前に撮影した「ウェビナー」を何回も活用しますので、撮影した季節や時期などがわからないようにしましょう。
見込み客には、「ウェビナー」の情報が最新であることを伝えたいので、撮影する時に気をつけたいことです。
そして、「ウェビナー」だけはでなく、その他の動画、音声、ステップメールなど、「エバーグリーンウェビナーマーケティング」の使用するコンテンツ全てで、季節感などが出ないように気をつけましょう。
また、「ウェビナー」の効果をあげるために、「特典」や「プレゼント」を用意します。
よくある手法ですが、「今、申し込みをすれば、〇〇をお付けします」などというお得な情報を「ウェビナー」に入れましょう。
ほかに、販売する数量を決めた「限定数販売」にすることで、見込み客に「この機会を逃したら二度と購入できない」と考えてもらえれば、購入を決めるきっかけになるでしょう。
また、「購入期限」を設定して「カウントダウンタイマー」などを設置することも、「早く購入しないと手に入らなくなる」という気持ちを起こさせるので重要です。
これらのほかにも、さまざまな仕掛けを使って、「エバーグリーンウェビナーマーケティング」では、効果的に売り上げを上げることができます。
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